ジョン・シンガー・サージェントは、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したアメリカの画家です。多くの肖像画を描いたサージェントの代表作が本作です。
ここ最近、私の周りではお別れが非常に多く、今回は惜別の花束代わりになる絵を使いたくてこの作品をチョイスしました。
次のステージへ進むことになったスーツケース業界の同志へ贈ります。
この絵のタイトルにもある黄色いカーネーションからは「有情」の花言葉を、リリーからは「誇り」、ピンクローズからは「感謝」の言葉も込めてお届けしたいです。
そして「時間」というテーマも。
この絵は夏の終わり、昼から夜になるその間を描いたものです。当たり前ですが、我々は同じ時間に留まっていることは出来ません。楽しかった時間にも必ず終わりがやってきて、次のステージに進む必要が出てくるのです。寂しいけれどこれは必然。
一緒に仕事をしたかった、お互いに切磋琢磨して刺激しあいたかった。それぞれ事情は異なるでしょうが、どんな理由であれ別れはやはり寂しいです。
しかし、嘆いていても仕方ない。
テーブルの上に並べたカードの中で最善と信じる一手を切っていくしかないのです。
夏が終われば秋が来る。次の季節に合わせて自ら変化していこう、そう思うのです。
本日の出演スーツケース
・SUNCO スーパーライトMGC
(このシリーズは私の大好きなスーツケースと絵画を組み合わせた二次創作です。普段馴染みのない人にも興味を持っていただくきっかけ作りとして、遊び心を持ってやっているもので、名画を冒涜する意思は一切ありません)
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