スペイン最高の絵画とも呼ばれる本作は簡単に語れるものではありません。多くの謎が散りばめられた作品なので、気になる方はネットで調べてみてください。(雑に処理)
特に観賞者を絵の登場人物へと誘う、魅惑的な構成であることが最も語られる点でしょう。巨大なキャンバスに対峙する画家ベラスケスは王と王妃を描いています。
どうしてそんなことがわかるかって?
それは鏡の中に写った姿で描かれているからです。つまり王と王妃はこの絵の観賞者の視点に立っているわけです。
ちなみにこの絵、初期は「ラス・メニーナス(女官達)」ではなく「ラ・ファミリア(家族)」という題だったようです。
そんなことを知ってこの絵を眺めていると、王と王妃が優しく王女マルガリータと2台のスーツケースを見つめる姿が見えてきませんか?
(この時代のスーツケースは、王女の身の回りの物を運ぶ道具だったのかもしれませんね)
本日の出演スーツケース
・hands+ カラーシリーズ スポーツタイプ
・BERMAS INTER CITY フロントオープン
(このシリーズは私の大好きなスーツケースと絵画を組み合わせた二次創作です。普段馴染みのない人にも興味を持っていただくきっかけ作りとして、遊び心を持ってやっているもので、名画を冒涜する意思は一切ありません)
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